はじめまして

仙台でローマ史について研究している者です。専門は4世紀のローマ帝国における軍隊と皇帝との政治関係。
読んだ論文のメモや、近況についてなど、思い立ったときに記録していきます。

今日読んだ論文:Errington, R.M.,"The Accession of Theodosius I",Klio, 78, pp.438-453, 1996.

キリスト教を「国教化」したと高校では習う皇帝テオドシウスが、どうして皇帝に選ばれたのか、その経緯と当時の帝国支配層の内実に
ついて考察した論文です。人の名前がたくさん出てくる論文は読んでて楽しいです。