2018-01-01から1年間の記事一覧
フランスの叢書Ques sais-je? の翻訳として刊行されている「文庫クセジュ」叢書のうち、古代ローマ史(含むビザンツ史)に関するものをリストにまとめた。
ジョン・G・ゲイジャー、志内一興(訳)『古代世界の呪詛板と呪縛呪文』京都大学学術出版会, 2015年 の書評2点を読んでメモした。
文献メモ:G. Alföldi, 'Difficillima Tempora: Urban Life, Inscriptions, and Mentality in Late Antique Rome', in: Urban Centers and Rural Contexts in Late Antiquity, ed. by Thomas S. Burns and John William Eadie (East Lansing, 2001), pp. 3–2…
4世紀後半に『薬籠』と題されたキリスト教異端反駁文学を執筆した、サラミスのエピファニオス(310年頃~403年)に関する研究書3点の書評をメモ。
古代ローマ史関連の新書から、学術的要素の濃いものをまとめてみました。ここに挙げたものとそうでないものを区別する基準は厳密なものではなく、かなり主観的・感覚的なものなので、決して網羅的なリストではありません。
Omissi, Adrastos, Emperors and Usurpers in the Later Roman Empire : Civil War, Panegyric, and the Construction of Legitimacy, Oxford: Oxford University Press, 2018の第1章を読んだ。 global.oup.com
合阪学、鷲田睦朗『カティリーナの陰謀』大阪大学出版会、2008年、3-32頁から、歴史家サッルスティウスの年譜をまとめてみた。
紀元後4世紀~5世紀初のローマ元老院貴族、クイントゥス=アウレリウス=シュンマクスの現存する著作『書簡集』『報告書』『弁論集』について、校訂本・近代語訳・註釈書をまとめてみた。