2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

古代末期の簒奪者

地震前に研究室に届いてから図書館に登録に出されて、地震後いつの間にか戻ってきていた本。必読文献のようです。Joachim Szidat, Usurpator tanti nominis, Kaiser und Usurpator in der Spätantike (337-476 n.Chr.)(Historia Einzelschriften Heft 210), …

帝国と蛮族

この週末時間を見て読もうかと考えているもの。Empires and Barbarians: Migration, Development and the Birth of Europe作者: Peter Heather出版社/メーカー: Pan Books発売日: 2010/03/19メディア: ペーパーバック クリック: 5回この商品を含むブログ (1…

『ローマの最後の異教徒』

復興活動に時間を費やしたりしてあまり更新できていませんが(というほどに大した活動もできていないのが悔しいところですが)、今日は書籍メモ。The Last Pagans of Rome作者: Alan Cameron出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2010/12/21メ…

コンスタンティウス2世と果物

あわただしく新年度を迎えたので、新年度という感じが全くしないのですが、久々に研究室の雑誌から論文をコピーして読みました。短いものなんですが。D. Rohrbacher, "Why didn't Constantius II eat fruit?", The Classical Quarterly, 2005, 323-26. 「な…