古代史研究会

去る12月19日(日)京都大学で開催された、第9回古代史研究会大会に参加してきました。はるばる仙台からの参加ということで朝早く飛行機で向かったのですが、大会の翌日寝不足プラスアルファがたたったのか、見事に体調を崩してしまいました(笑)日頃からもっと規則正しい生活を送って、体力をつけておかねばと痛感。


大会当日は5人の研究者の方々が発表をおこない、それに対する質疑応答という形で進みました。僕にとっては同時代を対象とする研究発表が多く、またそれ以外についてもたくさんのことを勉強させていただき、非常に有益でした。プログラムは上記のリンクから見ることができると思います。


特に最後の発表である足立広明先生は、今年3月末から8月末にかけてのご自身のイギリスでの在外研修をもとに、現在のローマ史研究の最前線を報告してくださいました。とかく海外の研究成果や動向の受容が遅れがちになる(あるいは、ならざるを得ない)日本にとって、ほぼリアルタイムでこうした話が聴けるのはまたとない機会でした(僕の情報受信が遅いだけかもしれませんが)。研究の話の他にも、ローマ史の大家ファーガス=ミラー先生(Sir Fergus Millar、今年ナイト称号に叙勲されたようです)が御年75歳にもかかわらず、学生に混じって新たにシリア語を勉強されているという話もあり、驚き。


とにかく、西洋古代史研究者ばかりが集う研究会ということで、様々な人からの様々な刺激を受けました。僕も気持ちを新たに、とにかく頑張らねば!という気持になりました。まずは体調管理ですが…