キリスト教とローマ帝国

前回と同じような見出しですが、東北学院大学で行われた『ヨーロッパ文化研究所公開講演会 初期キリスト教のアイデンティティとローマ帝国』に参加してきたので、それは仕方ないことなのです。今回は宮城学院学院長松本宣郎先生による講演で、初期キリスト教徒たちが遺した遺跡や史料、その生活環境などについてスライドを主体としたお話を伺ってきました。とはいえキリスト教徒のみならず、当時のローマ帝国の社会制度・環境・経済などなど、キリスト教徒が生きたローマ帝国についての概説といった趣で非常に参考になりました。こうして研究成果を世に発信していくことは大切だと思います、このブログも少しはそういうことができたらな、と思っているのですが。ろくな研究成果も無いのに口だけでは駄目ですね、精進しないと。


そういえば以前紹介した弓削達先生の『ローマ帝国論』を再読了しました。正直なところ自分の中では、まだまだ理解できたとは言えません。そういう意味では再読了とも言えないですね、理解するには何度も読み直さないと。


二段落とも反省で締めくくってしまってますね(苦笑)