ダンバートン・オークス

以前大学のゼミで、中世のビザンツ帝国における学問組織と、現代の大学組織を比較しつつ、ビザンツ研究史を振り返るという論文を読んだことがありました。


Margaret Mullett, ”Byzantine Scholarship: Twelfth-Century Constantinople, Twentieth-Century Britain” , in Alan Deyermond (ed.), A Century of British Medieval Studies, Oxford, 2007, 201-234.


この論文の中で、ビザンツ研究の一拠点として紹介されていたのがダンバートンオークスの研究所です。恥ずかしながら、今日たまたまダンバートンオークスの報告書を検索していて、数年前までの論文はネット上で公開されていることを今さら知りました。

Dumbarton Oaks Online Publications


とはいえ、自分が探していた論文はまだ公開されていなかったので…週末の日本西洋史学会に合わせて、その論文が掲載された巻を所蔵している大学図書館を訪ねるつもりです。