古代史研究会報告

ご無沙汰しておりました。6月以降、論文執筆や所属する研究室主催の学会のお手伝い、そして研究発表×2回と非常に忙しく、twitterではちょくちょくつぶやいていたのですがこちらのブログは完全に放置しておりました。ぼちぼち少しずつでも更新できれば、と思います。

さて、先日12月19日に京都大学で開催された古代史研究会にて研究報告をさせていただきました。

古代史研究会HP


今回僕は「史料としてのアンミアヌス・マルケリヌス」という題目で報告させていただきました。4世紀の歴史家アンミアヌス・マルケリヌスとその著作『歴史』を取り上げて、その20世紀後半以降の研究動向をまとめ、今後彼の著作を史料として用いる際の注意点を考えることが目的でした。独自の新しい視点を打ち出して掘り下げる、といった方法論は今回全くといって良いほどとっておらず、正直発表をすることが不安でもあったのですが、会場ではたくさんの方にご指摘・ご質問・ご助言をいただくことができ、非常にうれしく思いました。今後はできるだけ早くこの報告を活字化することが目標になります。

最後にこの場を借りて、報告の場を与えてくださった古代史研究会の皆さん、当日報告を聞いていただいた皆さんに改めて感謝申し上げます。